愛美屋染物店 の日記
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大工さんの半纏を
2016.05.02
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1日にテレビ旅してゴメンで見たと名古屋から大工さんのご夫婦がいらっしいました
濃紺の白抜きで背紋に「匠」襟に江戸文字でお名前を染め抜く半纏を一枚ご注文
いただきました。
半纏一枚7500円に1枚ですので型代5500円が別途かかって割高になり
すみません 丁重に作らせていただきます。
岡崎公園の藤を見て帰られるそうです
美味しい和食の店はみつかったかな。。
写真は半纏を作るときに使用する型です。
柿渋を塗った伊勢紙に柄を彫り「紗」という絹織物(今はナイロン製)を
カシューで張ったものです。
一枚の半纏に背紋と襟で2枚 腰柄があると4枚の型紙が必要になります。
一度作れば10年間は当店で保管しておきますので同じ半纏な次回からは
型代はいただきません。